サトウキビ列車(その4)
 台湾鉄道の旅(その6)から、独立したページにしました。
 烏樹林・新營の観光五分車(元サトウキビ列車)

2017/04/16-2017/04/17


高鐵嘉義から約40分で
ほぼ定刻に新營客運の新營總站
に着いた。
なかなか立派な建物。
建物の裏のバスの発着側。
ホームは1面のみ。
待合室
 
 昔使われたであろう
「臨時きっぷうりば」みたいなハコ。
今は両脇を時刻表に挟まれている。
この時刻表の裏にトイレがある。
バスロケが整備されているようで
次の便の運行状況が分かる
白河行きのような表示になれば
もうすぐバスが来る。
 白河行きのバスが来た。
これで途中の「烏樹林」站まで行き、
観光五分車を走らせている
烏樹林文化園區を目指す。

バスは30分に1本程度あるので、
アクセスはラクである。
 
運転手くんは背中が痒かった。
わざわざ孫の手を持ち込んで
るのかな。最初に掻いたときに
写真が撮れなくて残念に思っていたら
また掻いてくれた(笑)。
新營總站から約20分で
「烏樹林」站に着いた。
バス停を降りたところに
もう踏切があり、テンションが上がる。

写真でも分かるとおり、この路線は
一部の便を興南客運が担当している。
道路の向かいから撮った「烏樹林」站。

このバス停は上下線とも屋根があるので
直射日光や雨をしのぐことができる
(風はしのげないが。)。
このバス停は交差点のすぐ際にあり、
「交差点=五分車の踏切」なので、
極端なことをいえば、ここだけでも
撮影を済ませることができる。
道路を斜めに横切る踏切は、
ここの路線のハイライトである
(写真は大分下に載せてます。)。
 
「糖業鐵道の旅」の看板が
交差点の近くに立っている。
ところで、この看板では車站まで
500公尺(500m)となっているが、
実際はこの交差点からほぼちょうど
1.0kmもある。歩くと20分弱かかる。
同じ交差点の違う位置に
立っている看板。
こっちは「五分車之旅」となっている。
「五分」とはナローの762mmが
標準軌の1435mmの約半分だから、
そう呼んでもいたらしい。
文化園區の入口に通じる直線道路
沿いの民家や事業所の壁に
いろんな絵が描かれていた。
 
これは甘蔗を運んでいた当時の
イメージかな。
ん~、構図に思いっきり
ムリがあるな~。
今の姿に近い。
 
「烏樹林」站の交差点から
約15分でやっと入口に着いた。
列車に乗れる烏樹林車站までは
まだある…。
線路の敷地が寄り添ってきて、
腕木式信号機があった。
生きているかどうかは不明。
生きてないだろうな。
お、お、お。
いろいろ見えてきたゾ。
 
ちょっと奥まったところには
客車と作業車らしき車両。
SLもいた。
軽油化されているらしいけど。
動くんだからいいやね。
週末の土曜日とはいえ、
町からだいぶ離れたこの場所に
大して人なんて来ないだろうと
タカをくくっていたら大間違いで、
観光バスでたくさんの客が来ていた。
 
烏樹林車站の外観。
なぜか未だに「賀春」の文字が
付いている。
平日には2便、土日休には7便
運行される。
「五分車」の乗車券。
3種類ある。
上から全票、優惠票、兒童票。
←と同じ並びにすればよかったね。
一覧表では「優待票」となっているが
乗車券では「優惠票」となっている。

これらの3種を記念に買おうと
窓口のおばちゃんに頼んだら
なんと半券部分を切り離し、
「使用後」の状態で「タダでいいよ」
とくれた。タダはありがたいんだけど
半券付きで欲しいんですと、
身振り手振りで伝えたら不思議そうな
顔をしたものの、売ってくれた。

記念として未使用券を購入する
という概念がないようだ。
 
烏樹林車站のホーム側。 いよいよ五分車が入線してきた
と思ったら、着物のおば…おねえさま
たちがどこからともなく出てきた。

日本人ではなかった。
何かの企画かな。
しかし、暑いでしょうに、これは。
乗車位置を機関車直後か最後尾か
迷ったが、後ろになるほど
客が少なかったので最後尾にした。
妻部中央上にスピーカーが付いていて
ここからガイドさんの声や音楽が
大音量で降り注ぐ!
  
天井(屋根)には室内灯が
付いていたが、点灯するようなこと
ってあるのかな。
冬場の最終便とか、夏場のスコール前に
垂れ込める雲で暗くなった時なら
使うかも。
いよいよ出発だ~。
15両編成だね。
DLが動き出すと隙間だらけの
連結器のため「ガッチャンガッチャン」
と、音が後ろに向かってやってくる
のが分かる(笑)。

サスペンションなんかないから、
振動がモロにくる。
こりゃ揺れるゾ。
これがガイドさん。
何人かいる。
 
出発してすぐ車窓左にデカい
お面が何個か登場した。

バス通りまでは旧糖廠の構内と
田んぼの中を進む。
五分車の連結器。
加速中は隙間ができる。
減速すると隙間が埋まる。
加減速のたんびに
またガッチャンガッチャンいう。
 
五分車の速度はジョギング程度。
本当にのろい。

田んぼを抜けると「烏樹林」站のある
広い道路の辺りに出る。
そして、舗装道路の平交道を
3箇所続けて通る。
遮断機のない1つ目の平交道では、
バイクが五分車を忙しく抜いていった。

「平交道で抜いていく」という表現だが
実際、線路と平行して道路があり、
その道路と2箇所で左右入れ替わる
かたちで平交道があるのだ。
「烏樹林」站のある道の2つ目の
平交道には遮断機があるが、
最後尾辺りが通過する頃には、
遮断機はもう上がっている。
この平交道には踏切番がいる。
 
遮断機があっても、警戒のため
一応道路で見張る。
乗客に気軽に手を振ってくれる。

バイクが通っている道が、遮断機がある
2つ目の平交道で、
バイクの人の肩辺りが1つ目の平交道。
そして3つ目の平交道。 3つの平交道を過ぎると
線路は大きく左カーブし、
列車の間際まで植物が茂っている中や
甘蔗畑の中をゴツゴツ走りながら
やがて終点に着く。
発車から約20分弱だ。
 
終点にあったキロポスト。
途中もちゃんと100m毎に立っている。

2.2kmに20分かかるってことは
平均速度は、ろ…6.6km/h…。

途中停車駅はないので、
表定速度も同じ。
のろいのろい。
ジョギングより遅いかも。
DLはすぐ機回し。 終点のすぐ先に車止めがあったが、
線路はまだその先に伸びていた。
 
終点のホーム内にちょっとした店
がいくつかあって、
みなさんアイス、腸詰、スイーツなどを
買い求めていた。
こういうとこでも繁盛する店と
そうでもない店がある(笑)。
あ、写真と文章は関係ないです。
この日は暑かったので
アイスがありがたい。
これは鳳梨(パイン)味。
20圓。
 
これまでの先頭車が
今度は最後部になる。
またこっちに乗ろうかと思ったが、
DLの次位に乗ってみることにした。
DLの運転席。 DLの直後。
見晴らしはよくないが、
現役で動く虎尾と同じ形式のDLの
動きを観察できるのはありがたい、
と、このときは思ったよ。

というのは、この写真でも分かるが、
警笛のラッパがこっちにも向いていて
前方に向けて付いているラッパと
両方鳴るんだね。

この先、平交道を通るときに
鳴らしたんだけど、びっくりしたよ。
 
DLを通しての前方の眺め。 烏樹林に向けて発車した。
まるで現役のような風景。

線路のすぐ横を未舗装道路が通って
いるのは虎尾と同じだけど、
周りの風景がちょっと違うね。

折り返しは00分発だった。
つまり、30分に烏樹林を発車して
約20分で終点に着き、
00分に発車して約20分で烏樹林に戻る。
この繰り返し。
お~い、運転中だぞ~。
後ろを向いてしばらく何かしてた。
 
平交道の地点に戻ってきた。
このクルマはおとなしく待っている。
このクルマは列車の直前を
横切った。
廃線になった軌道の間で
ナスを栽培していた。
 
帰りの所要時間は約15分だった。
表定速度はそれでも8.8km/h。

出発地点とは違う場所に着く。
ここで客を降ろし…、
回送で出発地点に進む。
このままぐい~っと左カーブすると
乗車した場所に戻る。

この路線のイメージとしては「P」
といったところか。
乗車を縦線の上端とすると、
縦線の下端で折り返し、
降車は右側の膨らみの頂点辺り。
そして縦線の上端に回送する感じ。

従って、ひと運行ごとに
DLの向きが変わる。
この施設から外に出るには
「P」の膨らみの右端から
縦線の上端までを歩くことになるが、
その途中にいろいろな店などがある。

このエリアを客に歩かせるために、
乗車地点と降車地点を違うところに
してるんですな。
 
倉庫だった建物の、
味のある重厚な扉。
倉庫を改造して
売店や休憩所にしてある。
この路線の過去などを見られる
「烏樹林鐵道館」。

扉には「糖業鐵道動態故事館」
ともある。
「全國最大」だそうな。
 
ヤードで展示されている
いろんな車両。
虎模様の「工程車」。
各車両に説明が添えられている。
この銘板がいいね~。
 
いろんな車両がある中で、
俺が個人的に気に入ったのが
コイツ。
「109巡道車」
←の車両を横から見ると
短けぇ短けぇ(笑)。
まるでチョロQだよ。

糖廠のお偉いさんが巡回するときに
使った(と説明書きでは読めた。)。

プラ板で模型を作れそうだ。
このSLは生きていて、
週末の10:30発は客車を牽引
するとのこと。

撮影時は土曜日の15時過ぎで
火は入っていなかったが
午前中は動いたのかな。
 
←の画像は、地面にかなり近い
アングルである。
これは、日本から三脚を持って行って
いないため、高さを稼ぎにくい
ことによるものである。

当初、SL前部の平らな部分にカメラを
設置したのは、三脚がなくても高さが
ちょうどよく稼げたからである。

では、なぜ三脚を持って行かなかったか。
15:30発の列車を動画で撮ろうと思い
ちょうどいいところに停まっていた
SLの先頭部にカメラをセットして
発車を待っていたら、SLの後位に連結
していたDLのエンジンが掛かり、
慌ててカメラを外した。

するとDLはSLを押して行った。

動画からのキャプチャー。
※100均グッズで三脚代用。
DLはSLをしばらく押して行き、
ポイントの先でSLを切り離した。
どうしたんだろうと思ったら、
このDLが、写真右に写っている
20両超満員の便の「続行便」を
運行するためだった。

動画からのキャプチャー。
※100均グッズで三脚代用。

約40秒の動画はこちら
それは、ピーチの「最安」運賃にある。

この運賃は、安い代わりに
座席指定も預け手荷物もない
ことが条件で、手荷物を預ける場合は、
1個20kg以内につき2,800円も取られる。

【追記】2018/10/28からは、
1個20kg以内につき3,200円に変更。
機内持ち込みも10kgから7kgに変更。
持ち込みが3kgも厳しくなるは、
預け荷物も値上がりするは、で
機材が多いカメラマンにはツラい…。

三脚は畳んだ状態で25cm(松山)
又は60cm(桃園)を越えると
機内持ち込みができず、
預けるか放棄しないといけない。

そのため三脚ではない方法で
・少しでも高さを稼ぐ
・カメラの向きを任意に固定する
ために、100均グッズを活用した。

で、俺がおバカなのは、せっかく
その方法を実践して、なかなか
いい結果を残したのに、その模様を
撮り損ねたんだよね。
またどっかで写真を撮ってUPします。
 
SLを押したDLが「続行便」の
準備をしている。
9両の短い編成だ。
これも味のあるクルマだ。 甘蔗を加工して
お菓子を作っている売店。

辺りに甘~い匂いが漂っていて
買いたかったが、店員がいなかった。
こら~。
ポツンと置いてきぼりにされたSL。

明日の取材に来る予定なので。
走ってくれよ~。
烏樹林車站を案内する石製の碑?
文字がかなり消えかかっている。

現役時代の物かどうかは不明。
車庫スペースでやる気なしの
わんこ。
 
「庫車燃内道鐵」 「庫車燃内」 烏樹林文化園區から、
バス停近くの平交道に戻ってきた。
 
廃線をアスファルトが埋めている。
この線路も辿って行きたいな~。
20両が満員の便が戻ってきた。
烏樹林車站から数えると
舗装道路の2つ目の平交道を通りつつ
1つ目の遮断機のない平交道も通る。

動画からのキャプチャー。
※100均グッズで三脚代用。

平交道脇にちょうどチャリ置き場があり、
そこにあったチャリの荷台を借用した。
12分後、続行便も戻ってきた。

これから列車が来るってのに、
バイクがバンバン通る。

でも、バイクの方がずっと速いから
危険は、まあないか。
 
2日目の午前中は
SLを目指してまた烏樹林に向かう。
新營の總站にて。
乗降ドアにプレートが付いていて
扉が開くとこのように車両に直角に
飛び出す。

これは日本でも導入していいような
気がするが、法的にできるのかな。
ニッポンはウルサイからね。
 
烏樹林のバス停で、
五分車を撮影する。
相変わらず、列車が通り過ぎる前に
遮断機が上がる(笑)。
←の列車の折り返し。
まるで林の中で撮影したように
見えるかもしれないが、
バス通りでの木々を通しての撮影。
 
のんびりと元糖廠に向かう。 沿線で唯一ジャングルっぽいところ
に来た。ここ以外は基本的に
田畑やサトウキビ畑である。

客満載の客車が写ると雰囲気が
落ちるので、あえてDLが顔を出した
直後に撮影した。
烏樹林車站からしばらくして、
構内の線路がまとまって
1本になる地点に0キロポスト
が設置されていた。
駅がスタートじゃないのね。
暑かったので、烏樹林車站の売店の
アイスが嬉しい。
これは小豆味。20圓。
日本でいう第4種踏切を行く。 客満載だが、アジアの「人民列車」的に
見えなくもない。
 
本来ならSLが牽引するはずの
列車だったが、なぜかDLだった。
暑い中頑張って、前の列車から
1時間待ったのに~。
もうこれで撤収しないといけないので、
SLの撮影は宿題になった。
烏樹林站に到着するバス。

俺が取材した日で、日中は毎時
07分と37分頃に来た。

時刻表上は、烏樹林の手前のバス停
の時刻が09分と39分だったので、
烏樹林は10分と40分頃と思っていたが。

ここで、プチ情報。

高鐵嘉義車站から、烏樹林站に
行くために、今回、俺はいったん
新營總站(台鉄新營車站前)まで
出たが、急ぐなら以下の方法がある。

まず、高鐵嘉義から新營行きの「黄9」
(日中は1時間に1本。)に乗って
途中の南安溪寮(所要約30分。)
で降り、道路の反対方向のバス停から、
烏樹林を通る白河行きの「黄幹線」
(日中は30分に1本。)に乗る。
南安溪寮~烏樹林は所要5~6分。

これら2つの路線は、
南安溪寮~新營がダブっているため
南安溪寮で乗り継ぐことで
時間の短縮が計れる。→→→
→→→ダブっている区間は片道約10分
の距離なので、南安溪寮~新營を
往復することを考えると単純計算
で、約20分が節約できる。

ただし、時間帯によって接続の
善し悪しがあるので、
事前に確認をすること。

接続がうまくいかなくても
俺は責任を持たないです。

ま、接続が悪くても、南安溪寮站の
すぐ近くにある、写真のイレブン屋で
時間を潰せるけどね。

イメージとしては、
熊本から長崎に行くのに、
いったん博多まで出て乗り換える
ンじゃなく、鳥栖で乗り換える
っていうのに近いよ。
 
新營總站まで戻り、昼メシ。
近くのベトナム料理屋に入り、
まずは台湾啤酒で喉を潤す。
旨いんだね、これが。

グラスが、陶器製のいわば「湯呑み」
なのは、ご愛敬(笑)。
 烤肉麵。70圓。
冷たい麵の上にステーキが
乗っているもの。

暑い中で、するすると胃に収まる。
ありがたい。旨い。

右のボトルはお茶じゃないよ。
麵にかける酸味の効いたダシ。
 肉絲蛋炒飯。
なんと50圓!
写真は、1/3ほど喰ってから
撮影している。

これは、まことに旨い。
很好吃!
右は、牛ダシのスープ。
これも旨い。
 
新營の駅舎。
さて、次は旧新營糖廠の
五分車を取材しよう。
新營駅舎を背にして線路沿いを
左に進むと、サトウキビ列車の線路
があった。もちろん今は使われていない。 
 そのまま進み、ガソリンスタンドのある
交差点を左折してちょっと進むと
五分車の中興車站に出る。
新營車站からゆっくり歩いて約20分。
 
駅前にはいろんな展示物がある。 SLも2輌展示していた。 中興車站の駅舎。
 
時刻表。 運賃表。
旅客営業しているわけではないから
料金表と呼ぶべきか。 
改札からホームに入ったとこ。
日陰がありがたい。
 
先頭のDL。
これも虎尾と同じタイプ。
烏樹林と違って、こっちはホームの
端っこが起点になっていた。
 
 
 
サトウキビの貨車を改造した客車。
烏樹林と同じような造りだ。
1輌だけ「つり革」(?)が
付いていた。
 
 
最後尾に、なぜか1輌だけ趣の違う
客車が連結されていた。

今でこそ側面に絵が描かれているが、
これってもしかして営業していた頃の
本物の客車かな。

スタッフに聞けばよかったんだが、
言葉が出てこず、宿題になった。

迷わずこの客車に乗ることにした。
このチープさがいいね~。
妻板にサッシ窓が付いてんだよ(笑)。
車両の内部。
 
いよいよ発車した。
しばらくは広大なヤード内を
ガチャガチャ進む。

ヤードには使われなくなった
有蓋無蓋の貨車が放置されていた。
虎尾でも見る無蓋貨車が
朽ちかけていた。
DLも何輌かいたが、運転席の窓が
割られているものもあった。
 
結構な引き込み線である。 出発してしばらくすると、
大きく左にカーブして鉄橋を渡る。
かなり立派な鉄橋なので、
次回は平行する道の橋から
五分車を撮影しようと思う。
あ、どこからか三線軌条になってら。
 
嬉しいことに途中で列車交換がある。
タブレット交換もある。
対向の列車も発車していった。 沖縄の赤瓦のような屋根。
寺系の建物に見えた。

瓦1枚1枚は沖縄のような
平べったいタイプではない。
 
三線軌条のポイントは複雑だこと。 ここで三線軌条はおしまい。
何でもないところで終わるね。
立派な平交道もある。
 
沿線にはサトウキビ畑。
わざと窓枠を入れて撮影。
手が届きそうなほど近くに
サトウキビ。
バナナの木を植えたばかり。
 
中興からの4.6kmを25分かかって
八老爺に着いた。表定速度は11km/h。
烏樹林よりは大分速い(笑)。

牛などをテーマとした
観光地になっており、たくさんの人が
クルマで来ていた。
DLはすぐに機回し。 DLを客車に連結する。
とても簡単な連結器(笑)。

日本ならカメラの放列になる
んだろうが、ここではテツは俺1人だけ
のようで、誰も興味を示さなかった。
 
八老爺車站の外観。
立派だが、現役時代と比べて
どうなのかまでは未確認。
駅舎内の売店(というか、駅舎が
売店になっているようなもの。)で
新鮮な牛乳が売られている。
これがコクがあって旨いのよ。
敷地内には旧客を使ったレストラン
があり、客車には「台北-高雄」の
サボが挿さっていた。
実物なのかは不明。
 
返しの発車時刻が近付いてきたが、
他の客たちはまだ周辺で遊んでいる。
キャベツ屋らしい。
写真の原版を見ると段ボールに
「高麗菜」や「四顆50元」なんて
書いてあるし、客は包丁や袋を
持って自分で収穫している。
線路脇の道を、列車と平行する車。
列車が遅いから、ゆっくり走ってると
後ろのクルマに迷惑がかか…らないか。
後ろにクルマいないし。
 
沿線で見かけたアヤしい店。
写真の原版をよく見ると、
未滿十八歳禁止進入」と書かれている。
写っているおじさんが関係者かは不明。
交換ポイントに戻ってきた。 タブレット交換を無事に撮影できた。
 
今回の取材では撮影できなかったもの
がいくつかあるので、
烏樹林も新營もぜひまた来たい。
さっきの交換ポイントから程なく、
廃線が分かれていった。
現役時代はたくさんの路線が
あったはず。
中興に着いた。
やはり、DLはすぐに機回し。
中興では、いったん平交道を通る
シーンを見ることができる。
奥は機関庫になっているみたい。
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