サトウキビ列車(その6)
 台湾鉄道の旅(その13)から、独立したページにしました。
 5日間とも天気がよくて、雨に祟られっぱなしだった前年の雪辱を果たせました。
 ただ、全線を歩覇して足が痛い痛い。

2019/01/11-01/15


2019/01/11(金)
桃園國際機場から
 MRTで高鐵桃園に出て、
「各駅停車」の高鐵821號に乗る。

雲林まで約1時間。

俺は窓側の指定券を確保していたが、
やはり桃園から乗った老夫婦のうちの
おかあちゃんの方が、
何のためらいもなく窓側の席に
どかっと座ったので、俺は奥ゆかしく
本来のおかあちゃんの席と思われる
通路側のC席に座りましたよ。

老夫婦も俺の降りる雲林で降りた。
 雲林到着 タクシーに乗り、
サトウキビ列車の馬公厝線の南北を
ほぼ平行に通る道路を路線としている
バスのバス停の時刻調査にGO!

前もって地図を用意しておき、
タクシーに乗る前に運転手さんに
走るルートや寄ってほしいバス停を
伝えたら、結構な距離になるため
喜んで出発してくれた。

バス会社の公式ウェブサイトでは、
始発の時刻しか分からないので、
「始発を何時に出たら、
目的のバス停には何時に着くのか」
ということを、以前から知りたかった。

 今回はまだカネがあるうちに(笑)
実行することにした。 
 
     
まずは崙背。
ここはバスロケが導入されていた。
 
次に大有。 ←の台西客運の他に、
↑の嘉義客運と…
     
日統客運のバス停もある。 馬公厝線の北を平行している
路線の調査が終わり、大有から
南北に通る「雲9線」を南下する。

途中にサトウキビ列車との
平交道(=踏切)があるので、
そこでタクシーをちょっと停めてもらい、
12號装車地方向を撮影した。

この写真はトリミングせず、
そのまま縮小している。

12號装車地に人がいるのが分かる。
よかった、サトウキビ列車は今シーズンも
走っているんだね(嬉)。

今すぐにでも取材に行きたいけど、
今日はガマンだ。
 
←の平交道から約1.1kmの、田洋。

線路から近いのはありがたいんだが、
ここを通る2系統のバスとも、
毎日1往復だけ…。

隣の龍巖(線路まで約1km。)も、
更に隣の潮厝(線路まで約2km。)も
バスの系統は同じなので、
上下とも1日2本ずつ。
     
いくつかのバス停で時刻表を撮影し、
虎尾に着いた。

タクシーの運転手さんは
最初は俺の意図を汲めていなかった
のだがすぐに分かり、
自分から上下線のバス停を
探してくれるようになった(笑)。

調査には約1時間半かかり、
タクシー運賃は810圓だった。

この写真は宿泊予定のホテルの前で。

お付き合いくださり、謝謝您!
 
     
宿は今回も「華南大飯店」。
無事に空室があった。

前回よりも1泊100圓下がっていて、
800圓だった。
今回は4泊する。

部屋は、前回のまんま1階下の
503号室。

俺の自宅の部屋番号と同じじゃん。
あ、そんなことど~でもい~ですね。
 
バスルームから撮影。 バスルーム
     
TVの同軸ケーブル。
接着が剥がれて垂れ下がってら。
扇風機はくびちょんぱ。 扇風機のボタンは最初から1と2が
2つとも押された状態で、
電源ケーブルがコンセントから
抜かれていたので、
コンセントに挿してみたら動いたが、
ボタンを押し変えても動いていた。
どうなってんだ(笑)。
 
     
あ~あ~あ~。 TV台の引き出しの中の
いろいろ。
天井の照明は3燈のうち
1燈だけが点いた。

俺は照明を明るくしないタイプなので
大した問題ではない。
 
     
窓から円環方向を撮影。 この日は外に出ず、
日本から持ってきた缶チューハイや
俺名物の豆腐容器焼きそば
を呑み喰いしながら、
画像の整理や翌日の準備をして、
とっとと寝ちまった。
 
     
2019/01/12(土)
さて、朝は4時に起きちまった。

TVのきれいなおねいさんを観ながら
イソイソと取材の準備の確認をする。

沿線で忘れ物に気付いても
どうしようもないからね。
デジイチ・高性能コンデジ・
普段使いのコンデジ、と
カメラは3台体制だ。

三脚は大小を用意したし、
予備のメモリーカードやバッテリー、
マイクに風防と…。

水とティッシュもかかせない(笑)。

俺はスマートフォンを持っていないので、
紙の地図も忘れずに。

俺のトレードマークである
新潟のタオルマフラーは
便所タオルや汗拭きに便利。
 
スタートは製糖工場出入口
の平交道(=踏切)。

踏切番のおじさんに
「次の列車は何時か?」と尋ねたら、
8時とのこと。

サトウキビ列車を沿線で撮影するため、
早速歩き始める。

かなり濃い霧が立ちこめている。
     
運行中だよ、の幟がはためく。
が、みんな裏側(笑)。

時間はタップシあるんだから、
向こう側から撮ればいいのに…。

ずくなし(信州弁)だ…。
 
製糖工場を出てちょっとだけは、
いくらか整備された区間が続く。
整備された区間が終わると、
町なかの、何でもない路地
に見えるような所を通る。
     
中正路との平交道から
製糖工場方向を撮影。
 
沿線の植木。 縣道145號との平交道。
     
復興路との平交道。
北獄殿という寺が近くにある。
今は使われていない線路
の上にはクルマが…。
霧が少し晴れてきたかと思ったら、
また濃くなってきた。

街路灯も点いている。

ちなみに、線路は写真の右側。
 
     
ワンコがいた。

台湾お馴染みの「警戒心MAX」状態
で吠えかかってくるかと
内心ビクビクしていたが、
俺を見るとさっと家に帰っていった。

とても珍しいと思うが、
とにかくよかった~。
 
トウモロコシ畑から線路方向。

電線が邪魔になるので、ここでの
サトウキビ列車の撮影はヤメた。
後壁寮旗車站跡の先で、
北港線跡が左に逸れる。
     
1號装車地跡と思われる辺りの
作業小屋(踏切小屋?)。
誰もいない。
 
「高鐵203號」が駆け抜けていく。 誰が点けたか知らないが、
沿線の草が燃えていた。
大丈夫なのか~?
     
高鐵をくぐったら、
「高鐵606號」が南港に向かって行った。
去年(2018(平成30)年)1月に
菜の花と撮影した場所(水を
張りつつある田んぼの左の区画。)
は、草が生えていた。
既に刈り取った後なのかな~。

田んぼは、去年もちょうど
水を張り始めてたっけ。
 
高鐵との交差のすぐ西に、
北溪厝車站跡があり、
その先に鉄橋がある。

この川の「ドブ臭」が
なかなかに強烈なのだ。
     
鉄橋を渡った少し先の
旧西螺線の分岐点付近で1便を狙う。

8時半前の、約40秒の動画はこちら
高性能コンデジの1000mm相当で撮影。
線路がヘロヘロだ。

目で見ても分かるぐらいだからね~(笑)。
 
1便の撮影後、さらに西に進み、
3便はねぎぼうずと。

8時半過ぎの、約40秒の動画はこちら
列車の上が切れてしまった失敗作です。
 
     
沿線の途中の電柱が倒れていた。
どうしたらこうなるんだろう???

サトウキビの刈り取りと
何か関係があるのかな。
製糖工場へ向かう2便と4便は、
「雲97線」のすぐ西で、
菜の花と撮影することにした。

撮影ポイントで列車を待っていると、
線路沿いの道に1台の車が停まり、
中からゾロゾロと地元の「鐵路迷」が出てきた。
 
     
9時半ちょっと前に2便が来た。

霧が少し晴れてきて、
明るくなったと喜んでいたら、
今度は逆光だ…。

いろいろとうまくいかないもんだねぇ。

約39秒の動画はこちら
 
4便は少しアングルを変えた。

ほぼ10時ちょうどの、
約39秒の動画はこちら
「雲97線」の1本西の道路との
平交道から先は、
しばらく線路沿いの道がないが、
踏切番のおじさんは、
平交道でのシゴトを終えると
バイクを無理矢理走らせて
9號装車地方向に向かった(笑)。
     
9號装車地に向かって歩く。
霧がだいぶ晴れてきた。
 
沿線のサトウキビ畑には、
既に刈り取ったエリアがあった。
9號装車地のすぐ東まできた。
     
9號装車地では積み込みをしていた。

約40秒の動画はこちら
11時過ぎの5便は、
若いおねーちゃんの踏切番がいる、
「雲103線」との平交道で。

約40秒の動画はこちら
列車の通過中に一部をカットしてます。
「雲103線」との平交道から
また西に向かって歩く。

青空が気持ちいい。
北風が強いが寒くはない。
上はTシャツ1枚だ。

線路の両脇のサトウキビ畑もいい。
 
     
5便の折り返しの6便が、
12時を過ぎて10號装車地に着いた。

DLをいったん貨車から切り離し、
単機で積込線に入り、
サトウキビを積んだ貨車を引き出して、
またバックしてこれまでの貨車に繋ぐ。

ゆっくり引き出す、
約40秒の動画はこちら
10號装車地を発車したものの、
スピードがさっぱり上がらず、
なかなか近付いてこないので
撮影者にとってはまどろっこしい。
約40秒の動画はこちら

でも、現地ではまどろっこしくても、
帰国後に呑みながら無編集の
2分40秒の原版を再生すると、
「そーそーこうだったね~。」と
じっくり見入ってしまうんだね(笑)。
 
やっとカメラの前を通る、
約39秒の動画はこちら
     
10號装車地の東を南北に
通る道との平交道。

28mmで撮影しているので
10號装車地がほとんど写っていない
ように見えるが、実際は歩いて
ちょっとのところにある。
 
以前、撮影し損ねた伝票。

貨車の横に、サトウキビを
くさび代わりにして挿してある。
サトウキビがてんこ盛り!
     
10號装車地では、
貨車の準備をしていた。
10號装車地を過ぎたカーブ地点。

写真の左側のサトウキビは
既に刈り取られていて、
のっぺらぼーになってしまっている。
省道台19線との平交道では、
踏切番の友達らしき人が、
何やら差し入れをしていた。

満面の笑みで大きな笑い声が響く。
 
     
台19線を過ぎた辺りに、
何かのセンサーらしきものがあった。

なんだろ?
11號装車地に着いた。

10號装車地からゆっくり歩いて、
約25分。
サトウキビを落とす高台から。

ダンプがサトウキビを落とすところを
目の前で見たかったが、
ダンプは来なかった…。
 
     
11號装車地から
12號装車地に向かい始めた時に
ダンプがやってきたので
積み込みの様子を撮影した。

ダンプからサトウキビを落として、
その重みで貨車が傾くのが分かる、
約40秒の動画はこちら
 
線路際の未舗装路を
ダンプが走ると、
ダンプが見えなくなるほどの
砂煙になる。
線路と平行している未舗装道路で
50圓玉を拾った。

しかし、こんな何もないところで、
なんでおカネを落とすかな~???
     
 月眉線の分岐と思われる。

前も同じような写真を撮って
UPしてるよね(笑)。
 約3.5km北の大有の町の中心にある
永安宮が見えた。

相当大きな建物のようで、
どぉ~んとしている。
14:30過ぎにやってきた7便は
ミニ鉄橋で撮影した。

前からここで撮りたかったんだよね。
約40秒の動画はこちら。 

これも、ねぎぼうずに続き、
列車の上が切れてしまったので、
失敗作です(苦笑)。

アングルを決めるときに
列車の上端がどの辺を通るのかが
よう分からんのよ。

三脚でがっちり固定しているから
この手持ち写真のように、
とっさに柔軟にアングルを
定められないしね…。
 
       
高圧線の真下にある12號装車地。

気合いを入れて撮影するなら、
高圧線はアングルからもちろん外すが、
この写真はわざと高圧線の真下から、
ゆる~く撮影した。

さあ、終点の13號までもうちょっとだゾ。
 
雲9線との平交道から
北方向を撮影。

約3.3km先の突き当たりにある
大有の永安宮が見える。
15時過ぎに、さっきの7便が
13號装車地で折り返して
8便となってやってきた。

この便は動画ではなく
スチールのみで撮影する。
       
DLの先頭に人が乗っていた。
旗を持ってるね。
省道台19線との平交道の手前で
さっきの人が飛び降りて、
走って先行し(列車は、人が走れば
先行できるほどの速度ということ。)
平交道で車を停める。

平交道は警報器も遮断機もない上、
車は相当スピードを出してるからね。
線路の間に10cmほどの草が
生えている。

去年取材に来たときには、
雨が激しく降っている中を
ズックで歩いたもんだから、
雨で濡れたこの草を踏んづけて
パンツの裾やズックが
グッショグショになったんだよね。

去年はこの草の写真を撮る
気持ちの余裕などなかったが、
今回は晴れていたし、撮影したよ。
 
        
12號装車地と13號装車地の間に
コンクリの台のようなものがあり、
平行している道路もこの部分を
避けて、少しだけ逸れている。

この写真はコンクリをいったん
過ぎてから、振り返って撮影。
やっと13號装車地に辿り着いた。

足元が一面砂で歩きにくい。
前回よりも「砂漠化」が進んだ
んじゃないかな(苦笑)。

ちょうどトラクターが「箱」を
引っ張っていた。
この時点ではこの箱がなんなのか
分かっていなかった。
 
ダンプの積込場(奥)の他に、
ゲートがもう1つある(手前)。

これはおととし(2017(平成29)年)
に来たときはなかったな~。
       
13號装車地の先も線路が
続いている。

昔はサトウキビ列車が
走っていたんだね。
13號装車地の西から
13號装車地方向を撮影。

さて、これで約15kmの全線を
1日で歩覇したゾ!

製糖工場から出発し、
撮影をしながら約9時間かかった。

底の薄い靴で未舗装の
砂利道・小石道・砂道を長いこと
歩いたもんだから、
足の裏の感覚がおかしい。
皮と肉が離れているみたいだ。

足の指の付け根や、かかとや、
足首が痛くなっている。
 
13號装車地に戻る途中で
さっきの「箱」がやってきた。

あ、サトウキビを積んでいる。
       
 よいしょっ、と貨車に積み込んでいた。
「箱」自体がダンプするんだね~。
1杯でちょうど貨車1輛分ぐらいかな。

これは初めて見たな~。
次回は動画で撮影したい。

今回はもう夕方にさしかかっており、
大有のバス停に早く行きたいので、
次の「箱」がいつ来るか分からない
中で待つ状況は避けることにして、
動画撮影は見送った。
 
13號装車地から平交道まで
また砂の道を歩くのはツラいので、
線路際ではない舗装道路を歩いて
大有に向かい始めたところで、
あらら、次の「箱」がもうやってきた。

これなら13號装車地で待ってれば
よかったな~。

間近で見るとそれなりにデカいね。
今日の作業を終えたハーベスター。

これもデカいな~。
       
サトウキビを刈り取った跡地では
鳥が何かをついばんでいた。
サトウキビの収穫と運搬をしていること
を示す幟があった。
これも裏(笑)。

でも、これは向こう側から撮影する
ことはできなかった。 
 13號装車地のすぐ西の
舗装道路を真っ直ぐ北上して
新虎尾溪という川の土手道に
突き当たった。

歩き始めてからここまで、
約1.5km・25分。
 
      
土手道に突き当たって
新虎尾溪沿いに進み、
やっと雲9線に出た。

日が傾き、俺の影がだいぶ長い。

ここまで、突き当たりの場所から
約1.8km・25分。
あれ? この文を書くに当たって
改めて写真の撮影時刻を確認したが、
随分いいペースだな…。
これなら一般的に「1km・15分」で
計算するのとあんまし変わんないや。

足が痛いからペースが遅いと
思い込んでいたが、
そうでもなかったのか…。

しかし、沿線の楽しみもなく
直線道路をただただ歩くってのは
つまんないもんだね。

この幹線道路が見えてきたときは
嬉しかったね~。
この道を北上すれば大有の町だ。

足が痛い痛い…。
 
新虎尾溪 雲9線の突き当たりの
永安宮はずっと見えているのだが、
歩けども歩けどもなかなか
近付いてくれない。

足が痛い痛い…。
       
途中にあった村境の標識。 いよいよ突き当たりの、
縣道156號との交差点が近付いてきた。

交差点の手前の案内板は、
何かにぶつかられて、
とんでもなく傾いていた(笑)。

地元のコンビニの看板も
ちゃっかり相乗りしているね(笑)。
 
これが、そのコンビニ。
       
13號装車地から約5.1km・1時間20分、
大有橋から約1.8km・30分
で、やっと大有の交差点に来た。

ここまで、タクシーが通るのを
期待したが、全く通らなかった(涙)。
←の交差点を左折するとすぐに
華濟醫院站がある。

また、交差点を右折すると大有站
があり、こちらもそれほど遠くない。

せっかく大有の町にいるので、
大有站でバスを待つことにする。
大有站のすぐ東の交差点に北から
出てきて崙背方向へ走って行った
台中行きの9016系統。
台中方面に出るなら夜まで便がある。

バス待ちの間、
タクシーが通るんじゃないかと、
しきりに左右をキョロキョロするが、
全く通らない。

と、ちょっと気を抜いた隙に
対向車線をタクシーが通った(涙)。

空車か実車かは確認できず。
失敗した~。
 
       
大有から虎尾へ帰れるバスは
とっくに終わっていたし、タクシー
も通らないので、約50分待って、
台中行きを除くと最終バスである
17:38発の日統客運の7012系統に
とにかく乗った。
ほぼ定刻にやってきた。

この路線があることは前日の取材で
分かっていたが、虎尾は通らないので、
特に意識はしていなかった。

この7012系統は、
崙背から虎尾とは違う東北東方向
の二崙を通り、西螺へ行ってしまう。

虎尾は崙背から南東方向なのだが、
ちょっと方向が違っても
贅沢は言ってられないので、
二崙辺りまで行っておきたい。

とにかく少しでも東進し、
虎尾に近付きたいのだ。

※宿に着いた後、台西客運のサイトも
見ながらファイルの整理をしていたら、
この最終便がとても重要な
役割を担っている
ことに気付いた。

詳しくはこちら(基本情報ページ)。
 
大有から約20分で崙背に着いた。

いつも思うが、当たり前だけど
歩きに比べて機動力は強いね~。

バスの中で、痛い両足をずっと
揉んでいたら、随分ラクになった。

この写真は大有からのバスを
二崙で下車後、すぐに発車したバスを
コンデジでストロボ炊かずに
撮影したため、こんなしょーもない
写りになっている。
今俺が降りた二崙は全く知らない町だ。
それなりに栄えていてコンビニもある。

では、まずは高鐵雲林車站
を目指して歩きますか。

手元の地図(俺はスマートフォン
を持っていないので紙地図。)
だと3kmぐらいのようだから、
痛い足でゆっくり歩いても1時間程度か。

駅に出れば確実にタクシーが拾える。

※後でネットで確認したら、
雲林車站まで約5kmもあった…。
       
虎尾までの途中の町である、
吳厝方面に行けばいい。
しかし、この後の案内が不親切だった。
何が何だか分かんなくなっちゃった。

日本でもそうだけど、
1度地名を出したら、
そこに着くまで責任持って
案内を出し続けろよ!
結局、街灯などないムチャクチャ暗い
道を進みかけたものの、
いくらなんでも暗すぎるので
「勇気ある撤退」をして、
遠くに見えた明るい信号交差点
に向かって歩いたら、
この案内板があった。
この交差点を右折だね。

この案内板を見たら元気が出るよ。
 
       
信号交差点を右折したら、
本来通るべき「民族路」
であることが分かった。
 道路沿いの家の門に住所が貼ってあった。

民族路は幅の広い立派な道路だよ~。
交差点から約1km歩いたところで、
虎尾方面に向かって走る
タクシーを捕まえることができた。

タクシーの写真を撮ろうとしたが、
嬉しさが優先して撮れなかった。

雲林車站で二崙方面の客を乗せて、
戻る空車が通るんじゃないかと
しょっちゅう後ろを振り返りながら
歩いていた甲斐があった。

何とか無事に虎尾まで戻れたよ。
いや~、いろいろと参ったね~。
 
     
宿のすぐ近くのイレブン屋で、
ビールやおでんを買ってきて、
シャワーや洗濯もそこそこに、
くゎんぱ~い。

っかあ~、ビールが很好喝~!
おでんは速攻で喰い終わったので、
またイレブン屋に出かけて
卵の烏龍茶煮を買ってきた。

写真や動画の整理をしたいが、
急速に酔いが回り、
データをPCに移しただけで
沈没してしまった。
今日の移動ルート。

右下の虎尾から馬公厝線を
13號装車地まで歩き(黒線)、
さらに大有まで歩き(黒線)、
バスで二崙へ出て(赤線)、
1kmほど歩いた(黒線)ところで
タクシーに乗り虎尾に着いた(青線)。

歩いた距離は、宿から製糖工場の
平交道までの距離を含めて、
約22km。

1日でこんなに歩いたのは
半世紀の人生で始めてだ。
 
       
2019/01/13(日)
さあ、3日目。

今日も降水確率0%で、
夏日の予報ですね!
朝メシ。

カップ麺のスープは
夜の煮込み用に取っておく。

「地獄辣椒」に惹かれて買ったが、
全然大したことなかった(笑)。

卵は全部は喰わない。
汚い足ですんません(といっても
朝シャンした直後だけど。)。

両足の人差し指
(足でも「人差し」というのか?)
の付け根に、左右ともほぼ同じ
大きさのマメができている。

皮と肉の間に「水」が溜まっている。
歩くと何とも痛い。

なので、朝イチの貨物列車の撮影
はパスしてしまった。
 
       
さて、貨物はパスしても、
サトウキビ列車は取材するぞぉ。

まずは、8時過ぎの1便を、
周りの風景も入れて遠くから。

こういうおアソビができるのも、
何回も来ているアドバンテージだよね。

初めてや2回目ぐらいで、
しかも滞在が短いなら、
絶対に線路際で先頭から
撮影するもんね(笑)。
 
今日は幟を表側から撮影したよ。 生きている信号があるなんて
今まで気付かなかった…。
       
1便の10分後に3便が出ていった。 のろのろと装車地に向かう。 1・3便を撮影した平交道から
虎尾站へ向かう途中にて。
 
       
製糖工場の煙突からは、
左だけ煙が出ている。
 
町なかの案内。 虎尾站の前で開店の9時を待つ。
チャリを借りたい。
       
レンタサイクルを50圓で借りた。

今日はこれで近場の沿線
をうろちょろしてみよう。
いや~、チャリはラクだな~。
製糖工場からの歩きなら、
ちょうど1時間の高鐵との交差まで、
急がなくても15分程度で来ちゃった。

オマケに、今の俺には、
足のマメの部分でペダルを踏むこと
がないため、痛みもない!

高鐵との行き会いを期待しつつ
9時半過ぎの2便を撮影したのだが、
2便が通り過ぎた直後
に高鐵が通過していった(涙)。
 
DLのグリルに白いものが
くっついているが、
これは、実はモンシロチョウ…。
      
じゃあ、次の4便は、
昨日も撮影した菜の花畑に行って、
昨日の動画の反省から
ちょっと違うアングルで撮影だ~、
なんて考えながらチャリで来てみたら、
がっっっび~~~~~~~ん!

菜の花は刈り取られていて
「更地」になっちゃっている…。

昨日撮影した後に刈り取ったんだね。
撮影できただけよかったんだな~。

いやしかし、ギリギリのタイミング
だったんだな~。

こういうことってあるってことね。
 
畑の土には、菜の残骸が…。 活躍してくれてるレンタルチャリ。
      
しゃーねーので、昨日はパスした、
もう1箇所の菜の花畑の
ポイントで4便を待つ。

この場所はヒジョーにタイトで、
菜の花畑と、隣の田んぼの境にある
幅の狭いコンクリの「仕切り」を
つたって行き、平均台の上から
撮影しているような状況だ。

もちろん三脚は立てられないので、
動画は撮らない。
 
10時半ちょっと前に4便が来た。

雲97線の平交道を通過する。
この写真はトリミングはしているが、
写真としては昨日よりこっちの方
がいい気がするよ。
     
流し撮りしてみた。

列車はゆっくりだし、
車両数は多いので、
シャッタースピードなどを変えて
撮り直すことが何回もできる(笑)。
9號装車地に向かう途中は
線路に平行した道がないので、
歩きなら線路を進むのだが、
今日はチャリなので迂回路を使う。

その途中で、目の前でサトウキビの
刈り取りをしている場面に出くわした。

こういう風に作業しているのね。

アングルが違うけど、
約37秒の動画はこちら
 
     
10號装車地の東の、
カーブポイントにて。

11時半ちょい前の5便の、
約40秒の動画はこちら
11:45頃の7便の、
去って行く約40秒の動画はこちら
7便は10號装車地での折り返しだった。

先行の5便より先に6便となって、
なんとたった6輛の軽量編成で
製糖工場へ戻っていった。

まぁ、途中の9號装車地で
たくさん繋ぐんだろうけど。

12時前に、
たった6輛の6便が向かってくる、
約39秒の動画はこちら

その後の12時半の8便の、
約39秒の動画はこちら
 
     
10號装車地から迂回路で戻る途中。

台湾の田舎のサトウキビ畑の中の
未舗装道路をキコキコとチャリを漕ぐ。

変速装置のないママチャリだが、
平坦路なので、その点では
漕ぐのに特に苦労はしない。

が、北風がずっと強く吹いているので
沿線から迂回路に向かって南下する
ときはラクだが、
迂回が終わって線路際まで北上する
ときは結構な労力を要する。

未舗装路ではチャリがパンクする
という不安がある。
パンクしたら自分で修理だから、
このリスクを避けたかったら、
この道のさらに1本南の、
川沿いの舗装道路を通るのがよい。
 
太好了!(=やったね!)

これを撮影したかったのだよ。
サトウキビ列車と高鐵の行き会いね。

13時半頃の9便がバッチリだった。
これは完全な「運任せ」だ。

これで1つの宿題が終わった~。

800450ピクセルの、
約18秒の動画はこちら

その後の通過シーンの、
約40秒の動画はこちら
北溪厝車站跡
     
今日はチャリなので、
ラクに旧線跡を辿れる。

前から気になっていた北港線跡を
ほんの少しだけ辿ってみる。

踏切跡があり、線路がまだ残っている。
線路上には新車のトラックが
置かれていた。

北港線は割と最近まで残っていた
ようで、取材記録のブログもある。

取材した方が羨ましいね~。
 
北港線の線路。

埋まり始めている部分。
いったん宿に戻り、荷物の整理と、
砂埃拭きと、シャワーと、
昨日のモノも含めた洗濯をした。

その後、レンタルチャリを返した。

チャリ代50圓は虎尾站の商品購入の
50圓分に充てられるとのこと
だったが、俺は特に欲しいものが
なかったので、パスした。

アイスにしとけばよかったと、
ちょっと後悔した(苦笑)。
     
チャリを返して「バスタ虎尾」に来た。

昨日、大有や崙背のバス関係
をいろいろ確認している中で見つけた、
「18時過ぎに崙背から虎尾に帰れる
毎日運転のバスがあるのではないか?」
ということを確認するために、
1週間のうちでも便の変動が激しい
ちょうど日曜日の今日、
俺が人柱になるべく、
そのバスに乗ってみることにした。

まずは、虎尾16:40発の麥寮行きの
7112系統に乗り込んだ。

学生がたくさん乗車し、
2分遅れの16:42に発車した。
 
便が走っていることさえ確認できれば
よかったんだけど、どうせなら
崙背まで行っちゃえとも思ってね。

バスは、定刻なら17:02に着くぐらい
の距離を、特に渋滞しなかったのに
36分かかって17:18に崙背に着いた。

まあとにかく、
 まず虎尾発の便が運転するってことは、
この車両が終点の麥寮で折り返して、
途中の崙背から虎尾まで、
俺が乗りたい便になるんだろうから、
その便も運転されるってこと、と信じる。
崙背站の時刻表を確認するには、
こうやって手でぐい~っとやらないと
いけない。まったくも~。

 バスごときになぜここまでするのかは、
もうちょっと下の赤字部分を見てね。

簡単に書くと、装車地に近いバス停から
なるべく遅い時間に虎尾に帰ってくる
方法を確認したいからなのですよ。
     
俺が乗るべき7112系統は
18:43と表示されている。

これは麥寮18:10発で、
崙背の台西客運の赤いバス停
(そのバス停での時刻
が書かれている。)での18:31
の便と思われる。

このバスロケの時刻(=18:43)が
最新の定刻なのか、
それとも実際の運行での
発車時刻なのかは未確認。
時間に余裕をみて18:30には
バス停に戻っておくにしても、
約1時間あるので、以前一瞬だけ
立ち寄ったことがある
松本生鮮超市(=松本スーパー)を、
今度はゆっくり見てみる。

いろんな場所のスーパーを
見て回るのは、国内外に限らず
旅の楽しみの1つだね。
まさかこういうことで、
このスーパーにまた来ることになる
とは思わなかった。

駐車場にはタクシーも客としているね。
崙背でタクシーを確保できる
ってことかな。

松本生鮮超市は、
スーパーとホームセンター
が合体したような店で、
枋寮のスーパーを思い起こさせる。

なかなかおもしろかった。
 
     
さて、崙背站に戻ってきてバス待ち。

この写真の左の鷄空屋
にひっきりなしに客が来る。
きっと旨いんだろーな。

でも今は油ものはガマン。
宿に帰ってからのおでん
と鍋が待っているゾ。
 
バス待ちの間に何となく撮っただけ。 間もなく到着だよ。
     
円環の北からバスが来た。 定刻の18:21より22分遅れ
の18:43にやってきた。

遅れてはいたが、バスロケは実際
の到着時刻を正確に表示していた。

案の定、行きのクルマ
と同じナンバーだ(笑)。

これで、日曜日でも遅い時刻
に虎尾に帰れる便がある
ってことが確認された。
このバスは毎日運転となっている。
この7112系統は、
俺が昨日さまよった二崙も通る。

でだ、ここで整理すると…

12・13號装車地で、サトウキビ列車
の最終便まで取材したとして、
そこから歩いて約5km離れた
大有発17:38の日統客運のバス
に乗って10分ほどの崙背で
台西客運のこのバスに乗り換えれば、
首尾よく虎尾に帰って来られる
ということが確認できた

わけだ。

つまり、俺がこの確認を前日以前
にしておけば、足を痛めていても
何も焦ることなく、13號装車地から
ゆっくり歩いて大有に出て、
バスを乗り継いで虎尾に帰れた
ってこと!

なんだかな~。
 
     
19:17に虎尾に到着した。

特に渋滞などはなく、
崙背から33~34分かかった。

行きとほぼ同じ所要時間だった。
 
台北発の1635系統。
虎尾行きの表示が出ている。

1日に数便あるようだが、
台北から何時間かかるんだろう?
宿に戻ってきた。

イレブン屋でビールを買って、
部屋でぐでっ~とするゾ~。
     
雲林縣は明日も晴れの予報だね。
 
     
2019/01/14(月)
今日は、朝早い貨物列車
の取材からスタートする。

まだ夜が明けきっていない。

写真では晴れているように見えるが、
実際は曇りのイメージだ。
 
1本目の貨物列車の貨車は空だった。
約42秒の動画はこちら

2本目の貨物列車の貨車は
白い袋が満載だった。
約42秒の動画はこちら
だいぶ明るくなってきた。

太陽は正面にあり、雲ごしに見える。
モロに逆光の位置だ…。

この写真は、
日が陰っているときに撮影。
     
貨物列車の取材が終わったら、
いつも寄ってる大好きな
「虎尾魷魚羹」で朝メシ。

これだけ喰っても115圓だから、
400円ってとこ。

店内や店頭(持ち帰り)
に多くの客がやってきている。
店内の客は、
朝なのにみんなゆっくり喰っている。

俺も見習って、
じっくり時間をかけて、
しっかり噛んでいただきました。

台湾では食器を持ち上げるのは
不作法らしいし、
実際、周りの客も
誰も持ち上げていない。

俺も見習って持ち上げずに喰ったが、
姿勢が前屈みになりがちになるので、
日本だとちょっとお行儀
が悪く見えちゃうよね。

なお、和食では、コメは左、汁椀は右
に置くのがお作法だが、
このときは店員さんが置いてくれた
位置を尊重して、そのままにしたよ。
 
朝メシが済んだらまた撮影に戻る。

8時を過ぎて、もうすぐ1便
が出発するって頃に、
タクシーで慌ただしく到着した、
ど~見ても日本人の4人がいた。

この時刻にタクシーで来るってことは、
高鐵で到着したんだろうね。
みんな、かなり慌てている。
相当気が急いているね(笑)。

降車に時間がかかったもんだから、
この後、写真左端の踏切番のおじさん
に「どけ」って言われてた。

タクシーが停まってるのは
なんたって本線上だからね。

写真右端の地元のおじさんが
おもしろがって撮影している。
俺が三脚を立ててカメラを構えて
いるってのに、平交道の向こう側から
おばちゃんがやってきて、
ザルに入れた瓜と思われるものを
俺の三脚のすぐ脇のコンクリ塊まで来て
丁寧に並べて干した。

他にも干せるところはあるだろうに、
堂々としているというか、
俺が眼中にないというか…(笑)。

干している間に俺にいろいろ
と話しかけてきたが、
俺には全く理解できない。

「聴不懂」(=聞いても分からない)
と伝えたが、それでも話し続けた。

列車が来たときも話されたら参るな~
と思っていたら、
並べ終わると走って帰っていった。

何で走ったんだろう???
     
8時を過ぎて1便が出て行った。

約39秒の動画はこちら

8時半前には3便が出て行ったが、
大した撮影ができなかったので
UPはパス(苦笑)。
工場入口の平交道から
工場正門前に来た。

警備員さんから許可を得て、
ここでも軽く撮影する。

ほぼ10時ちょうどに戻ってきた
2便を動画で撮影したが
ちょっと周辺が「うるさ」かったので、
そこそこうまく撮影できた、
10分後に戻ってきた4便の、
約40秒の動画はこちら
 
この写真は、
さらに10分後の単機回送。

この機関車が工場から出て行った
かは確認していないので、
5便とはしないことにした。
     
10時半に5便が出て行った。 5便が出ていったところで
暑くもなってきたので、
今日はもうおしまいにする。

製糖工場正門近くにある、
前から気になっていた
オムライス屋「二姐」に入った。

これは、オムライスにとんかつ
が付いた献立(99圓ナリ)。
ふつーに旨かったよ。

日本的にはケチャップが
少ないイメージだが、
そういう人は、お茶のブースに
ケチャップを置いてあるので
好きなだけかけてくれい。
 ゆっくりとオムライスを喰ってる間
の10時半過ぎに7便が出て行った。

そして、写真の貨物列車
が入れ換えをしていた。

昼の貨物列車は毎日あるのかな。
製糖工場入口から外に出たのかな。

気になるな~。
でも、ま~い~や。

オムライスを喰ったら宿に戻り、
シャワーを浴びたら、日焼けした
頭と腕がメチャクチャしみた。

その後、ガーコーガーコーと
約3時間昼寝をしちまった。
 
   
2019/01/15
さあ、最終日。

朝ニの貨物の
約40秒の動画はこちら
カモレを撮影したら、
1・3便までに朝メシにする。
コメ系、麺系、汁系で100圓。

今日も、ゆっくりとよく噛んで
いただきましたよ。
どれも很好吃!

余談だが、店員の対応も
とても気持ちがいい。
 
     
08:05頃に1便が出て行ったすぐ後、
08:10頃に3便が出て行った。

今日は動画なしだ。
3便が装車地に向かう。
今日もたくさんの貨車が待ってるのかな。

今回はとてもいい取材ができた。

でも、取材したいことは
まだたくさんあるので、また来るゾ。
08:30発の7104系統で
高鐵雲林車站に出る。

サトウキビ列車のページは
ここでおしまい。

「台湾鉄道の旅(その13)」に
こちらから戻ってね。
 
     
↑62